いけない遊戯。
SEVEN DAY’S
=罰ゲーム 三日目@=
あれから結局宅に泊まった瑛。
次の日、朝食を終え部屋に戻ってきた所である物をに差し出した。
「…今日はこれでしようぜ。」
そう言って差し出されたのはセーラー服。
何の脈略も無く突然出されたそれをは驚いた顔で見る。
なんでこんな物がここにあるんだろうと。
「【何でセーラー服?】いいけど、それどっから持ってきたんだよ?」
「だ。貸してくれって言ったらいいって貸してくれたぜ。」
「そうなのか?でも、借り物を汚すのって俺ヤなんだけど。」
どうやらセーラー服はの物らしい。
別に着るのはいろんな意味で(趣味女装)嫌ではないのだが、ただ着るだけではないのだ。
目の前の男が着たのを見るだけで満足出来る訳が無いのは自身がよく知っている。
そうなればこれもただですむわけがないのに、これは幼馴染からの借り物。
はセーラー服を手に取るが、困った顔をして瑛を見た。
「それなら…汚せなくしてやろうか?(ニヤリ)」
「えっ…どうやってだよ?」
そんなに企むような笑みを浮かべる瑛。
その表情に嫌な予感を感じつつも思わず聞き返せば更に深くなる笑み。
瑛は身を乗り出すようにに顔を近づけると言った。
「また前…塞いでやろうか?」
わざと耳元で囁くように言われた言葉。
はびくっとして真っ赤になりぶんぶんと首を振った。
「!?い、いやだっ!もうあんな辛いのやだっ!!」
思い出すのは先日された行為。
ありえない場所を塞がれたあれはもうにとってはトラウマにも近い出来事だったりする。
必死に否定するに愉しげに笑いながら瑛は言う。
「それにしちゃ愉しそうだったけどな…で、着るのか着ないのか…どっちだ?」
「愉しくなんてないっ……これは…今着替える。」
質問系のようで否定を許さない目。
着なければ…と視線で言う瑛には若干怯えつつも一言言って背を向ける。
そして、姿見を見ながら慣れた手つきで着替えた。
「出来たらベットの上座れよ。」
「……座ったよ。…ってそれ弁慶のデジカメ!勝手に使ったら怒られるっ!」
「別にいないんだから大丈夫だろ?」
セーラー服に着替え瑛の支持通りベットに腰を下ろす。
そのまま瑛を見れば、見た事がある同居人のデジカメを触っている瑛の姿。
結構まめな同居人にそれを触って怒られたことがあるは慌てて止める。
だが、瑛の方は全く気にしていないようで大丈夫だといいながらデジカメを向けてくる。
大丈夫じゃないと言いたいが、言っても無駄なのはこの2日で十分身に染みた。
は諦めた顔でそのまま俯く。
「……元の場所…ちゃんと戻してよ?」
「わかってるよ…って事で、始めようぜ。」
「うん…///」
「顔上げろよ。ちゃんと取れないだろ?」
の言葉に軽く頷いて瑛は机のいすを正面に持ってきて座わった。
そのままベットに腰掛けるをつま先から頭までゆっくりと舐めとるように向けられるデジカメ。
それが気になるのか、俯いたままだが時折ちらりとこちらを見るに瑛はくすくすと笑う。
「帰ってきて弁慶見たらびっくりするな…『あなたはいけない人ですね』…なんて犯されるかもしれねぇぜ?」
「なっ///!弁慶はそんなことしないっ!!」
喰えない同居人を真似て言った言葉。
でも、その同居人を良い人と信じるは真っ赤になって瑛を見据えて怒る。
当人としては優しい同居人を庇ったつもりなのだが…この時は忘れていた。
目の前の男がかなり嫉妬深い部類に入る男だと…
「ってさ…相変わらず学習能力ねぇよな。」
「え…だって、……その…」
すっと目が据わり少し低めの静かな声色。
後ろに黒いオーラが見えそうな雰囲気にはおどおどする。
そんなに少し笑みを浮かべ瑛は言った。
「…そのまま一人でしろよ。」
「そ、んな…………わかった……っ…ぁ…」
命令形で言い放たれたそれ。
拒否をしたくても今、逆らえばどうなるか身を持って知っている。
は顔を下に向け、もぞもぞとスカートの中に手を入れて、ゆっくりとなぞっていく。
そんなに満足しつつ瑛はデジカメの電源を入れた。
「じゃ、AVっぽくしながら自己紹介とかしてもらおうか。」
「ふぇ…///……春香…、……17、歳…です…。」
「ちゃんはなんで男の子なのにセーラー服着てるの?」
「えっ、…と……スカートとか…大好き、で…セーラー服、も……着て…みたかった…から…///」
「ちゃんは女の子の格好好きなんだ?でも、男の子なんだよね?」
「大、好き…///正真正銘、男…だけど、最初は…信じて…もらえない……」
「じゃ、男の子だってわかるようにスカートめくってよく見せて…」
瑛に言われるままに答えていく。
下は弄りつつ、真っ赤になった顔で時折目線をカメラに向ける。
そして、言われるままに手を止めてスカートをめくった。
「…たってるの、分かるでしょ///?」
「なんか汚れてるねぇ…脱いでよく見せてくれる?」
「うん…///」
既に反り返って、トランクスを押し上げている自身。
前はうっすらと濡れており、スカートを汚さないよう床に立ち上がってトランクスを下ろす。
取り出された自身は既に完全に立ち上がっていた。
「立ってるけど自分で触って気持ちよかったの?」
「…おれ…全身が、性感帯…だから///」
「じゃ、どんな風に触られるのが好きか実地で見せてくれる?」
「はい…………んっ…く、ぁ…っは…ぅ……」
「なんか大きくなってるけど…撮られてるのに感じちゃってるの?」
頷くとベッドに腰掛け、扱いたり時々先端に爪を立てたりする。
更に大きくなって透明な液を流すそれに瑛はからかう様に笑うとそこにデジカメを向けた。
その言葉に手を動かしたまま、は横に首を振って答えた。
「ちがっ…自分で…いじって、……瑛に見られてるから………感じてるの…///」
「俺に見られて感じるんだ…じゃ、もっと見えるように足開けよ。」
「……汚したらヤだから…制服、脱いでいい?///」
更に見せ付けるようにおずおずと開かれる足。
従順に従いつつもやっぱりの制服と言うのがどことなく引っかかる。
上目遣いに懇願すれば瑛の口からくすくすと小さな笑いが零れた。
「だめ。汚したくないならその垂れ流してる所自分で蓋したらどうだ?」
「む、りぃ…っ……ぇっく…ぅ…ひっく…」
「泣いたらだめだろ?仕方ねぇな…これ使えよ…」
言われるとおりに鈴口を指で塞ぐ。
でも、滑ったそこから溢れるものを止められずついに泣き出す。
そんなに瑛は近くに置いてあった髪ゴムを投げる。
「ふぇ…ぅ、っ……だって…、怒るし………」
「怒らねぇだろ…あいつは人の制服でドブ川入るんだから。」
「それと…これとは、別…っ……」
その髪ゴムを拾いは自身の根元に少しきつめに止める。
こうしてしまえば少なくともいって制服を汚してしまう事はない。
髪ゴムを付け終え、からかうように言う瑛を迫力ない顔で睨みつける。
「いいから続きしろよ…我慢できねぇんだろ?」
「ふ…っぁ…っぅ、く……じゃぁ…なんで、コレ…」
続きを促されは困惑した表情を浮かべる。
塞き止めさせて置きながら続きをしろと言われるのか理解できない。
どうして付けたのかと言うに瑛は言った。
「そんなもん汚れるって言ったからお仕置きに決まってるだろ?」
―鬼がいた。
それがどうしたと言う顔で言い切る瑛。
途中で無理だと泣いたのが気に食わなかったらしい。
「他人の…汚しちゃいけな、いって…言われた……ねぇ…お願いだからぁ……」
逆らっちゃいけないのは重々承知している。
だが、やっぱり服を汚す抵抗が勝りは再度懇願した。
しかし、それは瑛の怒りに触れるだけだった。
「…さっきから偉い反抗的だな。?」
「だ、って…自分のなら、まだいいけど……制服…のだし…臭い、つくし……」
ふと黒く変わる雰囲気。
それに大きくビクッとしながらも手を止め、俯きながら言い訳をしようとする。
だが、もう遅かった。
「それが俺に逆らう理由になると思うか?」
「…ならない……けどっ…………!?いやっ!ダメぇっ、縛られるのいやぁっっ!!」
「だめだ…それだけの事しただろ?」
最初から用意してあったのだろうか。
どこからともかく瑛が取り出した縄を見て、は恐怖で暴れだす。
そんなに瑛はデジカメを置くと縄を持って近づき、顎を持って自分に向かせる。
その目は笑っているようで笑っていない。
「大人しく罰を受けるのと抵抗してもっとヒドイ罰を受けるのどっちがいい?」
―それは支配者からの絶対の命令。
「…………………大人しく……罰…受ける…」
「良い子だな…」
暴れるのを諦めて大人しくなる。
その様子に満足したような笑みを浮かべ瑛は縄をにかけた。
いけない遊びが始まる。