朝起きればそこには、ふわふわの可愛い服を着た可愛い可愛い人が立っていた。



SEVEN DAY'S
=プレゼント 二日目@=




「起きて下さい…えっと…ご主人様?」
「や、くん!?その格好どうしたの?!っていうかご主人様って!?」


景時が目を覚ませば、そこには見たこともない服を着たが立っていて。
可愛く小首を傾げて『ご主人様』と言われれば、更に混乱に陥るのは当たり前。
………それは、景時が京に住む人間だから…の話だが。


「え?景さんこう言うの好きなんじゃ…」
「え?あ、好きっていうか…その……そんな格好してくれるなんて…思ってもなかったからさ///」
「臣に景さんはこう言う趣味があるからって…後、これも。」


いきなりパニックに陥った景時を目の当たりにして、も困惑し始める。
誰が入れ知恵したのかと考える余裕もなく、景時は必死に弁解して嬉しいことを告げる。
そしては将臣から聞いていた情報で、徐に取り出した猫耳を頭につけた。


「や、くん!それ…耳、だよねぇ…?」
「うん、臣が景さんはこう言うのも好きだって言ってたから…でも、オレみたいなごつい男がこんな格好変だよね。」
「待って待って!!全然変じゃないから!寧ろ似合ってるから、今日はそれでしよっかv」
「わっ……え?景さん…それ本気?」
「もっちろんvこんな美味しい状況逃すわけないでしょ〜?」


黒基調の猫耳。
カチューシャになっているそれをつけてみれば、景時は更に慌ててしまう。
けれどは似合わないといって、着替えようと立ち上がろうとしたが、腕を引っ張られそのままベッドに座っていた景時の横に座ってしまう。
そして一連の行為に驚いたが見上げれば、その鼻の頭にキスをされて。


「で、でも、オレ着てみたけどやっぱり似合ってないし絶対変だしその///」
「何言ってるの!くんに似合わない服があるわけないでしょ〜?」
「景さん…【その根拠のない自信って…/汗】」
「結構下の服は短いんだね〜♪ね、ね、それ捲ってみて?」
「え?…それは……///」


あまりの不釣合いに引かれると思っていただったが、景時にそんな素振りは全くなくて。
少し呆れてしまっただったが、スカートがあまりにも短くて裾が捲れて下着が見えないよう抑えていたのだが。
景時はそれが分かったのか、キラキラと目を輝かせにお願いするが、は恥かしがって足を閉じてスカートを抑えたまま。


「見せてくれないの?オレ、『ごしゅじんさま』なんでしょ?」
「…わかった……でも…絶対引くから…///」


けれど、今日のはメイドスタイルで、最初に景時に『ご主人様』と言ってしまっている。
それをしっかり覚えていたようで、景時の手は自然な運びでスカートの裾に向かっていた。
は捲られる前に、と真っ赤な顔で俯いて自分からそっとスカートの端をつまんでゆっくりと捲っていった。


「へぇ〜…こんなの穿くんだ?変わった形してるね〜」
「っ…景さん…降ろしていい?///」
「ダ〜メvそのままそれ持っててねv」


そのスカートの中から見えてきたのは女性用のパンツ。
景時は初めて見る代物で、見るもの全てに一挙一動している。
の方は恥かしさがどんどん増してきて、ぎゅっと目を瞑り次の命令を待つ…が。
景時はにスカートを持たせたまま、パンツを膝まで下ろした。


「えっ!?景さんっ!?///」
「じゃあくん、『オレの前をくつろげて?』【って将臣くんが言ってたっけ。】」
「う、うん……」
「で…『その可愛い口でご奉仕して?』【これも将臣くんが言ってたんだよね〜】」
「えっ?///……う、うん……///」


その行為には驚いた目で見開き、景時はにこっと笑って将臣から聞いていた言葉を言う。
はスカートを下ろして膝立ちで近づき、景時のズボンの前を開ける。
そして次の命令をすれば、は舌を伸ばして影時自身をちろりと舐めた。


「っ…ちょ、ちょっと待って!くん、ちょっと説明してほしいんだけど?」
「え?今、景さん口でしてって…オレ、間違えた?」
「た、確かに『可愛い口でご奉仕して』とは言ったけど…どういう意味かまでは知らなかったんだ。」


景時は自分が命令した事の行為に吃驚して、慌ててに説明を求める。
は困惑したように見て、景時は未だ動揺しつつも、自分の言った意味との行動がどう繋がるのかがまだ分かっていない。


「え?じゃ、なんでその言葉を…と言うか、嫌ならやめるけど…」
「…嫌じゃないんだ。その…さっきから言ってた『ごしゅじんさま』とか『ご奉仕』とかがよく分からなくて…」


はそれにおろおろとし困った顔で離れようとするも、景時がその腕を掴んで離さない。
ただ、が言っていた『ご主人様』や『ご奉仕』の意味が分からないと項垂れながら答えた。


「…【わかってなかったんだ】えっとね、景さん…『ご主人様』はメイドの主で仕える人で『ご奉仕』はその…してあげることで…///」
「じゃあ、その『めいど』っていうのは?」
「その『ご主人様』に使える女の人でその…///【なんでオレこんなこと説明してるんだろう】」
「ふ〜ん…くんのおかげで、意味と関係がよく分かったよv」
「…景さん?(汗)」(嫌な予感に後ろに後ずさる)


そんな影時を見て、は自分が持ちえる知識で説明する。
そうすると今度は『メイド』というものがなんなのかを、景時は真剣な顔をして聞いてきて。
それも持ちえる範囲で説明すれば、景時は何かを思いついたような笑みを浮かべる。
はそれに嫌な予感を感じ、後ずさりするも時既に遅し。


「オレの可愛いめいどさん、さっきの続きのご奉仕、ちゃんとしてね?」


にっこり笑って言われれば、に拒否する権利などなくて。


「あっ…う…うん……///」
「そうやって先だけ舐めてるんじゃ、オレはいかないよ?」
「……んっ…あむっ……これで…んっ…どう…かな?」
「それでもいいんだけど…やっぱり根元まで咥えて貰わないとね?」
「んんっ!?」


は言われたとおり、再度景時自身を舐め始めるが、それは先端ばかりで。
景時はの頭を撫でながらもっと深く咥えるよう促すが、それでも半分しかいかず上目遣いでどうかと問えば。
いきなりの後頭部を押して、景時は自身を深く根元まで咥えさせる。
それに咳き込みそうになりつつも、必死に耐えて涙目では見上げた。


「その顔もいいんだけどね。でも全体を奉仕してもらわないと、オレいけないよ?」
「…うくっ……んっ……」
「ん…そう、……そうやって、もっとやってね?」
「っ!?…けほっ…景さん…くるしっ…もっ、おっき過ぎて口入らないよ。」


景時は苦笑して、詫びのつもりではないがの髪を何度も梳く。
はその間舌を使いながら、必死に顔を動かして奉仕していくと、景時自身も少しずつ大きくなっていった。
だが、の口の中の許容量を超えたため、耐え切れずに咳き込んだ。


「う〜ん……じゃあさ、手はそのままで先だけ舐めて?」
「うんっ……んっ…ぅくっ……」
「そう…もうちょっと全体的に、舐めて?」
「んっ…わかった…… 」


流石に無理して口に入れるわけにもいかず、景時はそのままの手の上に自分の手を添え、一緒に扱き始める。
それだけでは刺激が足りないため、には先端だけを舐めてもらうことにして。
そして、先端全体を舐めるように促した頃には扱く手がどんどん早くなってきていた。


「っく……そろそろ…かな。」
「はむっ…んっ…ぅくっ……」


景時自身、絶頂がかなり近くなったことで、先程よりも更に手が早く動いていた。
も頑張って舐めたり咥えたりして早く解放を促している。


くん……顔、離すよ……っっっっ!!!」
「え?…っ!?………」



そして………の顔を離した瞬間に景時が達する。
は自分の顔に吐き出されたことで、ただただ呆然としている。


「ちょっとかけすぎた…かな。でも、猫って言えば尻尾なかった?」
「え?あ、一応付いてたけど…付け方がわからなくて…」
「ふ〜ん………あ、これ動くみたいだよv」
「みたいだね…でも、余計に付けられない。」


景時は苦笑し、だが、猫につきものの尻尾がないことに漸く気付き、辺りをきょろきょろと見渡すがそれらしきものは見当たらなくて。
それにが放心しながらもベッドサイドに置いてある尻尾を指差し、景時が手にとって色々いじってみれば、どこかでスイッチが入ったらしく、感激している景時がいて。
けれど、それに手放しで喜べないは更につけ方が分からないと困った顔をする。


「【確かこういうのってお尻に入れるんだよね。】ちょっと待ってね……確かこれでよかったはず。」
「えっ!?か、景さん!?」
「濡らしたから大丈夫だと思うんだけど……」
「やっ!入れないで…ヤダ…」
「…でも、これ入れないと猫にならないよ?」


京にいたときに将臣から聞いていた話。
性行為で音がして動くものと言えば『ばいぶ』というものらしく、今景時が手にしているものが正にそれ。
使い方もバッチリ習っていたため、景時はパール部分を舐め、の後孔に宛がう。
何の説明もなしに後孔に宛がわれ、は慌てるが、景時はお構いなしにパール部分の1つ目を入れてしまう。
それにはしがみついて首を振るが、景時は一向に聞き入れず、それどころか2つ目も入れてしまった。


「でも…あっ…景さ…やだぁ…///」
「そういわれても…全部入れなきゃ見えちゃうし………でも入っちゃったよ?」
「あっ…んっ……景さん…とって…///」
「ごめん…くん、本当にごめんね……」


どんどん入っていくそれに恥かしくて今にも泣きそうだが、景時は連続で最後の5つ目のパールまで一気に入れてしまった。
は半泣きで取ってと訴えるが、景時は頭を撫でてゴメンねというばかり。
そして……尻尾にあったスイッチを入れた。


「あぁっ!?やっ…景さんっ…とめっ…」
「これでこそ猫だよね〜vね、語尾に『にゃ〜』ってつけてくれない?」
「あっ…ぅくっ……に…にゃ〜…///」
「【か、可愛過ぎでしょ///】…っ、そのまま四つん這いになって?」


体内で動き始めたバイブ。
は景時に必死に縋りつくも、当の景時はそれを聞いていないのかうきうきと語尾に『にゃ〜』をつけるようお願いする。
それに恥かしそうにしつつも、か細くない程度に言ってみれば、景時は次の命令を出す。


「んっ……わかった………にゃっ……///」
「そしたら、首だけこっち向けてくれる?」
「みゃぁっ!?…んっ…にゃっ…それっ…だめっ…」
「と言われてもね〜…」
「それっ…されるとっ…もっ…んにゃっ!!!」


はそれを了承し、おずおずと言われたように四つん這いになると、景時は次の命令と同時に尻尾に手をかけ、バイブの強さを上げた。
それに吃驚しぎゅっと目を瞑って顔を振り向けば、景時は更にバイブの強さを上げ、は耐え切れずに崩れ落ち、シーツに顔を埋めるようにして達する。


「いっちゃた、ねvオレのめいどさんv」
「はぅっ……みぃぁっ…景さ…んっ…おねがっ…あっ…もっ…とめっ…」


景時はの中にあるバイブはそのままに顎を支えて持ち上げてにっこりと囁く。
の方はイったばかりだというのに、バイブはそのままの強さで体内にあるためそれにびくつきながら必死に止めてと訴えるが。


「ねぇねぇ…こういうとき、めいどさんはどういうお願いするんだっけ?」
「あ………止めて…下さい……ご主人…様…///」
「はい、電源止めたよ〜」
「んっ…はぅっ…ぅくっ…」


無残にも告げられたのはメイドたるがご主人様である景時へのお願いをすることで。
景時はにっこりと笑ってみているが、お願いされなければ止める気は更々ないらしい。
は恥かしさに目を伏せつつ震える声で、景時にお願いする。
それを聞いた景時はスイッチを切るものの、の中からそれを出すわけではなくにっこりと笑っている。
それでもはバイブが止まったことに安堵し、くてっと体の力を抜いた。


「安心するのはまだ早いんじゃない?」
「あっ!…景…さん?///」
「オレは『止めて』って言われたから止めただけであって、『抜いて』とは言われてないからね〜」
「じゃ…抜いて…下さい…お願い…///」
「はいはい〜っと。…ね、なんかもの足りない気がしない?」


だが……景時の方がこれで終わるはずはなく、未だパールが入っている後孔を、円を描くようになぞる。
それにびくっとした後、は景時を見上げるも、景時はまだ楽しそうになぞっていて。
は体を震わせながら涙目で訴えれば、尻尾をパールごと全てから取り払われる。


「みゃぁあっ!?」
「ここも、こんなにおっきくなってるしね〜」
「あっ………景さっ……///」
「オレの…入れてほしい?」
「………うん……入れて…欲しい///」


尻尾を一気に引き抜かれ、は背を弓なりに反らせた後倒れ込む。
そんなの背後に回り、景時は横から手を入れ自身を触り始めれば、はぴくりと震えながら足をもじもじさせる。
そしてそのままに覆い被さるようにして耳元で囁けば、「ほしい」と恥かしそうに小さく頷いて。


「違うでしょ?…めいどさんは何て言うんだっけ?」
「あ…………入れて…下さい…ご主人様…///」
「はい、よく出来ましたv」
「あぁっ!…んっ…ご主人…さまぁ…」
「何かな、くん?」


けれど、言い方が悪かったらしく言い直しを要求され、が言い直せば景時は両手で腰を支え、そのまま双丘を割っての後孔にゆっくり挿入する。
はその感覚にシーツを握って耐えるも、ご主人様と呼んだために景時自身が半分しか入っていない状態で動きを一旦止める。


「あっ………もっと…奥まで…入れて…ください…///」
「はいはい〜♪」
「はぅっ…あっ……」
「んっ……くん、全部入ったよ?」
「んっ…あっ…はい…」


が恥かしそうに涙目で訴えれば、景時はまたゆっくりとした動きで、自身を中に進めていく。
そのゆっくりな動きに焦らされ、は生理的な涙が出てくる。
その間にも景時は腰を進ませ全てが収まりきった後、支えていた腰から手を離し、その手での涙を拭う。
は全部収まりきったことで荒い息を吐きながら何度も頷いた。


「さ、これからどうすればいい?」
「え?………動いて…下さい…///」
「こんなふうに…?」


そして景時はまた動かなくなる。……それはからの次のお願いを聞くためだ。
少し困惑したまま、は次のお願いをし、景時はゆっくりと腰を動かす。


「あぁっ!…んっ…もっと……激しく…して…あっ…下さい…///」


景時のあまりのもどかしい動きに、は思わず本音を言ってしまった。


「御意〜」
「にゃっ…あっ……んっ…」
「どう…?気持ちいい??」
「みゃぅっ!あっ…きもちっ…いい…ですっ…んっ……ご主人…さまぁ…」
「っ!…」


1つ返事をし、景時はいきなり自身を抜き差しし始める。
はシーツに爪を立てて背を反らすが、景時は動きはそのままに今度はのものに手を添えて問う。
それに気持ちいいと答えれば、中で景時のものが大きくなった。


「にゃぁあっ!?ご主人…さま…またっ…おっきく…」
くんが、誘ってくれるから…だよ。」
「あっ…オレ…はぅっ…そんなことっ…///」


は思わず後ろを締め付ければ、景時はのものをゆっくりと扱き始める。
自分では誘っているつもりなど毛頭なかったが、今までの言動を思い出し、恥かしさに目を背ける。


「でもオレは、くんに溺れてる。……間違いじゃないと思うんだけどな〜」


ニコニコと、でも扱く手はそのままに囁けば、は行為に溺れているにも拘らずきゅうんとなる。
それでもキスしてほしい、と恥かしげに上目遣いに訴えれば景時は腰の動きを止め、首から背中、腰にかけて沢山の赤い花を散らせる。


「やっ……んっ……ご主人…さまっ……キス…して下さい///」
「…御意v」
「あっ…んっ……口も…して…?」
「それで……くんの気が済むなら…」
「んっ…はぅっ……ご主人様…好き…んっ…大…好き…」


は小さく震えながら、口にもして欲しいと涙目で見上げれば、景時は扱いていた手を止め、の口を割って深く長くキスをする。
その合間を縫って、が何度も好きだと言えば景時も大好きだと返し。


「オレも……くんのこと、大好き………そろそろ一緒に…いこうか?」
「…うん…」
「じゃ、ちょっと抑えるけど…我慢してね?」


キスに満足したのか、景時は口を離し今日初めての一番優しい笑みを見せる。
それに何度も頷き、景時はの根元をぎゅっと押さえ、腰の動きを再開させた。


「ひゃっ!あっ…んっ……」
「くっ……くん…っ…」
「あっあっ…オレ…もっ!…」


はぎゅっとシーツに掴まってそれに耐え、景時は限界が刻一刻と近づき動きが激しくなる。
そしての方も限界だ、とぎゅっと手を握ったその瞬間――


「く、っ……いくよ…!」
「あ、あぁっ!」
「っっっ!!!」


景時は抑えていた根元を離し解放させれば、はシーツを掴んで背を反らせながら達した。
それからやや遅れて景時もの中で達する。


「はぅっ……みゃ……お腹…熱い…」
「全部中にだしちゃったからね。…もう少しこのままでいても良いかな?」
「ひゃぅっ!……うん…///」
「ありがと…。……うん…、すっごくあったかい…」


中に熱を放ったことで、その熱さに背筋を振るわせる
景時は苦笑しながらももう少しこのままでいたいと、の承諾も取らずに抱き抱えて座る。
やや吃驚はしたものの恥かしそうに頷けば、景時はそのまま肩に顔を埋めた。


「ご主人様………なんか可愛い…」
「っ///…そういうことをすると……」


は景時のそんな姿に少し微笑んで頬を舐める。
顔を埋めている間の突然の事で、景時は照れて繋がったままの体を反転させ、唇にキスをする。


「みぃあっ!?んっ…ご主人…さま?///」
くんは、……これで満足できた?」
「それは……///」
「ん?……どうしたの?」


が驚いた目で見上げれば、景時は真剣な顔をしていて。
ただ、今の体の位置を反転させたことで少し反応してしまったため、返事を曖昧にしてしまえばどうしたのかと問われ。


「…………も……いっかい……して…?///」
「うん…いいよ。ちょっと性急になっちゃうけど…いい?」
「…いいから……来て…///」


恥かしくて、目を伏せながら精一杯のモーションをかければ、景時はきゅっと抱きついてきた。
だが性急になると言っても、は抱きしめられる手を掴んで上目遣いで何度も頷く。


「じゃ、いくよ…?」
「ひゃっ!…あっ…んっ…あぁっ…」
「くっ…!」


それを確認して、今度は両手での体を支え、腰を激しく動かせばはぎゅっと体を支える手にしがみついてくる。
同時に後ろに力が入り、いつの間にか大きくなっていた景時を締め付けられて、更に腰の動きが激しくなる。


「はぅっ…あっ……景…さ…んっ!」
「っ…くん…名前……オレの名前、呼んで…?」
「景さ…ん……景さ……あっ…景…時…」
…っ………っっ!!!」
「あ……あぁっ!!!」


性急な運びで互いに余裕などなく。
必死に互いの名を呼び、景時はの顔を見ながら中に、は中に出される感覚に少し遅れて達した。


「…一旦抜くよ?」
「あっ…はぅ……」
「なかなかに楽しかったけど…服も顔も汚れちゃったね…」
「んっ…オレ…ちょっと綺麗にしてくるね…」


お互いに出し終えた後、景時はゆっくりとの中から自身を抜いていく。
は景時に身を預け、もう乾いてしまったであろうの顔にかけた熱を舐めれば、綺麗にしてくると立ち上がろうとする。


「ちょっと待って。このままの状態で、もう1つやりたいことがあるんだけど……いい?」


だが、その手を掴んで言われた言葉に、は困ったように見上げる。


「?……なにをするの?」
「まずはね……医者の服に変えたいんだv」
「……え?」


嫌な予感が過ぎらないでもない。
でも……プレゼントとして自身を送った手前、断ることは出来ない。

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