メイドさんの次は……



SEVEN DAY'S
=プレゼント 二日目A=




『ちょっと待って。このままの状態で、もう1つやりたいことがあるんだけど……いい?』


先のメイドプレイを終えた後に景時が言った言葉。
困惑しながらも何をするのか聞けば、『医者』をやりたいという。


「お医者さんごっこ。オレが医者で、くんがえっと…かんごふさん、だっけ?っていうのをやりたい

んだ〜」
「か、景さん?そんな知識をどこで…(汗)」
「京でv」
「……【京に誰がそんな無駄知識を……】えっと、景さんが望むなら良いけど…オレ、看護婦さんな

の?///」


景時は未だの手を掴んだままウキウキと語るのだが、は何故こんな言葉が出てくるのかと混乱し

ている。
それを問えば、景時はそう答えるが、には誰が景時にこんな知識を植え付けたのかが分からず、困っ

た顔で見上げる。


「うん♪だって、オレ白衣だっけ…の方が似合うでしょ?くんは勿論かんごふさんでねv」
「…【どうしよう楽しそうで文句が言えないし、確かに似合うかもしれない】…じゃ、着替えましょうか

…」


ウィンクつきで言われればに断る術はなくて、色々諦めてお互いに準備し始めた。
景時は白衣に袖を通し、聴診器を首にかけ、最後に眼鏡をかける。
それに見惚れつつも、は自分の着ているナース服を見て、どうしようもなく恥かしい気分になってい

た。


「えっと……前止めないほうが良いかな?」
「え?あ、一心先生は締めないと言うかあんまり締めないよ。でも…あの…オレのこのナース服って…///


「……一心って誰?」


なのに……変なところにこだわり、あまつさえが他の男の名前を出してしまった為に、景時の機嫌は

急に低くなる。
おまけに黒モード全開だ。


「?この世界のオレの職場のお医者さんだよ。」
「ふーん……じゃ、その人に弄られてないか、オレが診ないといけないよね?」
「え?え?なに言って…そんなことないよ!一心先生すっごい愛妻家だし!…スキンシップ激しいけど…


「…愛妻家の割には、くんに触ってくるんでしょ?」


は一心の説明をしてそれがどうしたのという目で見るが、景時はそれを聞き流してナース服の一番上

のボタンから順に外していく。
一生懸命否定するものの、最後にぼそっといったスキンシップの言葉が景時にはまた癪に障ったらしい。
意味は分からずとも、何となく通じてしまったようだ。


「それは…なんて言うか親愛の情と言いますか、冗談のじゃれあいと言うか…」
「そういうことより、何処をどう触られたかが問題なんだよね〜」
「あっ…そんな所触れてなんて…ちょっと抱き疲れたりするだけ…///」
「へぇ…?じゃここは?」


言葉を誤魔化して何とか潔白を訴えるが、景時はそんなことはお構いなしに、先ほど外したボタンのとこ

ろから手を入れて胸を這っていく。
は震えつつ訴えるが、今度は抱きつかれてお尻に手を這わせてきた。


「そんな所は………冗談で撫でられる事なら…臣の悪戯みたいに…」
「あぁ…将臣くんや弁慶ってよくここ触ってたね…」
「んっ……景さん、そんなに撫でないで…」
「将臣くんたちにはよくて、オレは何で駄目なの?」
「ダメというか…その…景さんは臣達とは違うしその…///」


一心ではなかったが将臣の悪戯でよく触られる部分。
思わずが目を逸らせば、景時は執拗にお尻だけを撫で始めて。
あまりの恥かしさに身を引こうとすれば、逃げないようにを抱え、更にしつこくお尻を触る。
それでもそういう気分になるとは言えず、は困ってしまう。


「その…何?」
「あっ…景さんに触られるとその………して欲しくなるから…///」
「ふぅん……じゃあ今は、してほしいんだ?」
「それは……………まだ大丈夫……///」
「へぇ…?じゃあ大丈夫じゃないようにしようかな〜」


しかし、それを景時が許すはずがなく。
の耳元で小さく理由を問えば、もじもじとしつつも目を伏せて小さく呟いて。
じゃあしてほしいのかと問えば、大丈夫と答えるももう結構ぎりぎりの所まできていて。
その返事を聞いて、景時は片手での体を支え、もう片方の手で後孔に指を入れていった。


「え?ひゃっ!?あ、だめっ…急にそんな…」
「急にって言われても、先生としては大事な大事なくんが、ここを触られてないか心配なんだもん。


「あぁっ!そんな…ところ…景さん意外…触らな…」


いきなり入ってきた指の感覚に、は景時の体にしがみついて首を横に振るが、景時は引っかくように

して中で指を曲げる。
刺激に耐えつつ、景時しか触らないと必死に訴えるが………


「じゃあ、それが本当かどうか……見てみよっかv」


景時はにこりと笑って、の体をうつ伏せにし、四つん這いの格好をとらせる。


「やぁっ!見ちゃダメ!///」
くん、…先生にそんなこと言っていいの?」
「あ…だ、だって、そんな所…恥かしいよぉ…///」
「恥かしいのは今更でしょ?それとも何?…見られたくないことでもあるの?」


は見られないように必死に力を入れれば、景時は指の動きを止め、困ったような声で問う。
それにびくりとした後、は真っ赤になって俯いて。
けれどそれが、また更に景時の雰囲気を悪化させた。


「そんなこと……………///」
「ないんだったら、診てもいいよね…?」
「んっ…………///」


それにより、は抵抗を止めるものの、更に真っ赤になって小さく震え始める。
だが1本の指では中が見えるはずもなく、景時はもう片方の手の指を1本いれ、後孔を広げていく。
はぎゅっと手を握って、その羞恥に耐えているが………


「うーん…ちょっとよく見えないなぁ……くん、もうちょっと広げるよ?」
「あっ……景さんそんな…///」
「診察、…だからね。そのままじっとしててね〜」
「あっ……そんな……///」
「ここ、ちょっとだけ赤いけど…どうもないかな?」


景時にすれば中は見えないらしく、更に両指を1本ずつ入れて押し広げていく。
それには逃げたいと思いつつも、逃げれば更に恥ずかしいことをしそうな為、逃げないように頑張っ

ていた。
そのことで気をよくしたのか、景時はそのまま広げていくが、は恥かしさで泣きそうな顔をしている


そして、周りより少し赤くなっている部分を見つけた景時が、そこを引っ掻くようになぞれば、は体

を震わせつつ、目線で景時を見る。


「ひぃあっ!?それは…さっき景さんが……///」
「オレが?くんのここに何入れたっけ?」
「っ……さっき…さんざん弄ったくせに……も…見ないでよ…///」
「え〜?だって、中診なきゃ診察にならないでしょ?」
「でも、そんな所…恥かしすぎるよ…///」


未だ広げているその中を見つつ喋れば、は恥かしいながらも懸命に抗議してくる。
それでも『医者ごっこ』をしていて、『診察』と言われればに断る術などなくて、真っ赤になってぎ

ゅっと目を瞑った。


「でも、もうちょっとでここの診察は終わるから。」
「景さ…も…早く終わらせて…///」
「はいはい…。………はい、ここの診察は終わりv」
「はふ……」


その様子が分かったのか、景時はくすくすと笑って最後と言わんばかりに、更にそこを押し広げる。
は羞恥の方が先立ってしまっており、景時に早く終わらせてと訴えるばかり。
景時は広げた状態でじっと中を見た後、ゆっくりと1本ずつ指を抜けば、はその感覚に安心して体の

力を抜いた。


「お疲れ様〜。次は……ここ、だね。」
「んっ!…つめたっ…」
「あ、ごめんごめん!でも……なんでここ立ってるの?」


そしての体を仰向けにし、耳にかけた聴診器の先を服の上からの胸の突起にあてる。
その冷たさにぴくりと体を震わせれば、いつの間にか立っていた突起を景時はあてた聴診器で押し始めた




「それは……景さんが触るから…///」
「でもオレ、ここはこれでしか触ってないよ?」
「あっ……それ…ダメ…んっ…///」
「駄目っていう割には、ここもかなり大きくなってるけど?」
「あっ!…触っちゃ…だめっ!」


真っ赤になって俯きながら答えても、景時は聴診器でしか触れておらず、更に押しつぶしてその状態でぐ

りぐりと回し始める。
はその感触にびくびくしつつ足をぎゅっと閉じれば、景時はその閉じた足の間から手をいれ、

身に触れる。
すると、その手を退けようと反射的に手を出してしまった。


「………くんは、先生の邪魔をするんだ?」
「あっ…ごめんなさい…」
「先生の邪魔をしちゃだめって言われなかった?折角胸の診察してたのに、また診察しなきゃいけないと

こ増えちゃったねv」


景時は自身に触れたまま、その姿勢でを見下ろすとはびくっとして出した手を離す。
すると景時はにこにこと胸を聴診器で弄り、触っていた手で自身を扱き始めた。


「ひゃっ!あ、そんな…しちゃ…だめ…」
「どうして?………いっちゃうから?」
「んっ…だから…もっ…」
「……出していいよ。」
「あ…あぁっ!!!」


は今にも達しそうな状態で小さく震える。
その様子に景時はの胸から聴診器を外し、耳元へ移動してそこで小さく囁くとは何度も頷く。
そして、また耳元で囁いてから耳たぶを舐めた瞬間に―――――達した。


「いったねv…でも、これじゃ診察続けられないね〜?くん、綺麗にしてくれる?」
「あ……んっ………」
「そうそうvオレの手、ちゃんと綺麗になるまで舐めてね〜」
「うん…あむっ……んっ……」
「っ…、そう、そうやって1本ずつ…綺麗にしてくんだよ?」
「んっ…わか…った…」


景時はがイったのを確認すると、のものから手を離し、の顔の前に持ってきて舐めるように

言う。
それにぽ〜っとしている状態のは、言われるままに全体を舐め始め、その後に1本ずつ口に含み始め

る。
それらを丁寧に舐め、口の中では爪先を舌先でつついたり、たまに軽く歯を立てていけば、景時自身が興

奮し始める。


「っっ……!じゃ、綺麗にしてもらってる間に…こっちは後ろを弄らせてもらおうかな。」
「あっ!…んっ…うんっ…」
「その調子…。こっちはちょっと激しく動かしてみようかな♪」
「んんっ!…あっ……ぅくっ…はふっ…」
「そんなにオレの手気に入ったの?」
「あっ…んっ…景さ…景さん…」


景時はそれを紛らわすかのように、空いていた方の手をの後孔に1本入れる。
それにびくりと反応するも手を綺麗にするのに夢中で、景時はそれを見ながら入れた指を抜き差ししたり

、時々引っ掻くようにして刺激する。
それに前は反応を示しつつも、景時の手を休まず舐め続け、景時は苦笑しながらも自分の手に嫉妬をし始

めてしまう。
だがには景時の声すらも聞こえていないようで、景時の名前だけを呼びながら必死に手を舐める。


「さっきもやったし、すぐに挿れても大丈夫だよね〜」
「ひぁっ!?あ…景さ…」
「こっちも大分綺麗になったし、……くん、体起こすよ?」
「んっ………あ……」


そして景時は指を抜き、自身を取り出して宛がった後―――一気に後孔を貫いた。
は当然驚き、今まで舐めていた指を口から離す。
それを確認した後、両手を背とシーツの間に左右から入れれば、は反射的にしがみついて、名残惜し

そうに離れていった手を眺めていた。


「そんな顔しなくても、今度は反対の手を入れてあげるから…ね?」
「あ……んむ……ぅくっ……」
「っ…本当、命令に忠実だよね〜」


その顔に景時は苦笑し、の体を起こして片手で支え、の口には先ほどまで中を弄っていた指を入

れる。
は差し出された指を躊躇うことなく口に含んで舐め始め、景時はその扇情さに自身を大きくなる。
それを自覚した後、腰を動かし始めた。


「あっ…んっ…はぅっ……」
「舐めてくれてるところに申し訳ないんだけど……ちょっとオレとの口付けで我慢してねv」
「あ……んっ……ぅくっ……」
「【そんなに手にこだわらなくてもいいのに……】ねぇくん、オレの手ばっかり見てないで、オレを

見て?」
「え?……んっ……あっ……」


揺すられ始めたことで、時々指を口から外しそうになりつつもしっかりと舐め続けていたが、景時が不意

に指を離し、キスでの口を塞ぐ。
はそれを受けつつも、視線だけはしっかり手に向かっていて。
景時は心中呆れながらも、一旦キスを止め自分を見るように言った後、再度キスで返事を聞く前に口を塞

ぐ。
そしては言われたとおりにじっと景時を見ながらキスに集中し始め、入ってきた舌を舐めたり軽く甘

噛みしたりする。


「んっ…」
「景さん…」
「そのまま目を閉じて、オレだけを感じてねv」
「ひゃっあぁ!…」
くん……オレまだいってないのに…」


それに景時自身も感じながら、両手を脇の下に入れ、片手だけでは不安定だった体を固定させる。
は口を離し、景時にぎゅっとしがみつけばキスを深くされる。
そして、徐にの体を自身が抜けるギリギリまで持ち上げ、一気に深くまで落とした。
その刺激に達してしまい、しがみついたまま小さく震えるが景時の雰囲気はしょげていて。


「んっ…だ…って…///」
「じゃ次はオレと一緒にね?」
「…うん…///」


流石に無理だとが視線で訴えれば、景時がついばむようなキスを送る。
それに頷きながらキスに答えると、すっとの目から景時が消える。


「じゃ…まずはここから…。」
「んっ…」
「次は、ここ…」
「あ…景さん……オレも…」
「ん…っ、さっきもくんにはいっぱいつけたけど、オレがつけてもらったのは初めてだねv」


そして、掛けられた声と同時に首に走る痛み。
それはナース服の襟ギリギリの場所で、景時は強く赤いキスマークをつける。
その感覚にびくりと震えながらも、景時はそのまま顔を下に移動させ、鎖骨にも同様にキスマークをつけ

る。
すると、今度はの方が景時の頭を抱くように身をかがめて、肩にキスマークをつければ、景時はにっ

こり笑う。


「…オレだってたまには……///」
「…じゃあ、今の所に…くんからの印、いっぱいつけてくれる?」
「んっ!?わかった………………昨日の…痕残ってる。ごめん。」
「っ!?そんな謝る事じゃないよ!くんからの傷なんて嬉しいと思ってるほどなんだから!」
「でも…痛いと思うし、治そうか?」


困った顔で少しばかり赤くなるが、景時はの耳元でもっとつけるように囁く。
景時に言われるまま、肩口周囲にキスマークをつけていれば、昨日風呂場でつけた傷を発見し、その痕を

舐める。
その行為に吃驚し、景時はあたふたしてしまうが、は舐めながら顔を上げて上目遣いで景時に問う。


「う〜ん……治したいのは山々なんだけど、くんからの愛情ってことでそのままにしておきたいな〜


「///…やっぱり治す///」


景時は少しだけ悩んでから、顔を赤くして傷を残しておきたいと言う。
その答えには恥かしくなり、治そうとするが、……


「だ、駄目駄目っっ!!この傷を消す時間だって、今は惜しいんだから!」
「やっ!!!」
「だから、こんな些細な傷、今は忘れて……?」
「あ、あぁっ…景さ…景さん…」


思いっきり否定しながらぎゅっとを抱き、中にある景時の存在を思い出させる。
その抱きついたのが刺激になったのか、の中の弱いとこにあたってびくりと震える。
それによって大人しくなったを抱いたまま、景時は少し腰を動かしていけば、はぎゅっとしがみ

ついてくる。


「そ。…そうやってしがみついて、オレを感じてて……」
「ひゃっ…だめ…だめ…いっちゃ……」
「うん…くんが1人でいかないように、ちゃんと自分で抑えててね?」
「わかった…んっ…からっ…お願い…あっ…早く…」
「了解v」


景時はそのまま腰を動かし、の弱いところばかりを攻めあげる。
今にもイきそうな感覚に、必死に首を振りながらはイかないように自分で根元を抑えると、景時は苦

笑しながらも、更に弱いところばかりを突き上げる。
は前の根元をぎゅっと抑えながら涙目で懇願すれば、最後といわんばかりに激しく腰を動かして打ち

付ける。


「あっ!やっ…もっだめぇっ!!!」
「くっっ!!!…………くん…」
「んっ…景さ……」



それでも必死に根元を抑えていたが、我慢できずにが達した後、景時も少し遅れての中で達する


そしての名を呼び、そのまま深く口付けをすれば、も必死になって口付ける。


「……結構楽しかったね///」
「……オレは恥かしかった///」
「だ、だってあれは、くんがあんな格好するからでしょ///」
「最初はそうだけど…これは景さんがしたいって言ったんでしょ?」


景時は口を離し、にこりと笑いながらも顔を赤くしながら楽しかったと言えば、は顔を隠すようにし

て恥かしかったと言う。
けれど元凶はのメイド服だと言えば、はそれを認めるものの、脱ぎかけのナース服を摘みながら

これは景時の意見だと言って。


「うん///でも最初、くんがあの格好になってたときは、夢かと思っちゃってさ。…だけど、これが現

実で本当良かったと思うよ///」
「景さん…///【こんなに喜んでくれるならまたしてもいいかな?】」


の言葉に肯定しつつも、景時は朝起きた時の光景が未だ鮮明で。
最初の『自身がプレゼント』でさえ夢かと思っていたのに、更に嬉しい『プレゼント』だったわけで


これが現実だと、自分が夢でないこと、そしての存在を確かめるように抱きつけば、の方もぎゅ

うっと抱きつく。


「今から後始末しなきゃいけないね?」
「あ……えっと、今日はそのオレ自分で…///」
「じゃあオレ、眺めててもいい?」


その後の中から自身を抜き、後始末の話をすれば、今日は自分でするとは離れようとする。
景時はそれを見ていたいと首を傾げて聞けば……


「…え?」
「眺めてても良いよね?」
「冗談…だよね?///」
「本当の事だけど?」
「あ、あのさ…そう言うのって見るものじゃ…///」


当然は固まり、景時はにっこりと笑って再度問う。
その笑顔はを後ずさりさせるが、景時は腕を掴む事でそれを阻止する。


「オレ1人でいるの寂しいんだけど……」
「ん〜…………せめて目を瞑って欲しいです///」
「じゃ、お風呂場にいこっかv」


だが後始末など本来見るものではないのだが、景時は1人取り残されるのが嫌らしく、の腕を掴んだ

まま落胆する。
そして今回も折れたのはの方で、景時から離れるのは諦めたものの、最高の譲歩を提示した。
を抱き上げ、腕に収めたまま昨日の風呂場へと行く。


「わっ!?か、景さん!?///」
「ちょっと最初は冷たいけど我慢してね?」
「わっ……景さんあの…///」
くん、自分で掻きだすんでしょ?」
「そうだけど…向こう向いてて欲しい…///」
「御意〜」


は抱き上げられたことに驚くも、景時は構わずにお湯のカランを捻る。
最初に出てきた水の冷たさに一瞬首をすくめるが、その後状況が理解できず困った目で見上げる。
そして、後ろを向くように伝え、景時は了承してに背中を向けた。


「……んっ…///」
「…【気になるなぁ…でも見ないって約束だし】」
「あ…んっ…ぅくっ…ひゃっ…」


それを確認してから、は後孔におそるおそる指を入れて掻き出しを行う。
だが、手早くやろうとするが為になかなか上手くいかず、謝って弱いところに触れてしまい、時々声を上

げるに、景時は内心葛藤していた。


「【約束破っちゃうけど…】くん!オレが代わりにするからっ!」
「え?…あ、あぁっ!!」
「…ここ、ここを掻きだせばもう終わるから…」


そして案の定、景時は我慢できず掻き出しているの指に自分の指を添えて一緒に掻き出し始める。
指1本だけでも辛いというのに、更に景時の指が増え、は背を仰け反らせる。


「やっ!見ないって…言ったのに…///」
「ごめん……でも、これで終わったから。」
「んっ………ばか…///」
「今日はもう風邪引かないように、布団行って寝よう?」


その途中、涙目で抗議すれば終了の声と共に、2人分の指が一緒に抜かれる。
それに悪態をつきながらも、景時にぐったりと寄りかかり、景時はそのままをタオルで包み横抱きに

して風呂場を後にし、2人ベッドに寄り添って眠る。


明日はどんな事をしようかと考えながら……

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